冬鳥越にはレトロな車両が保存されていた!車両の中にも入れるよ。

8月22日はいつもとは違う道を走りながら、探鳥ポイントへ行こうかなと国道290号線を走っていたら新潟県加茂市の冬鳥越スキーガーデンの脇を通ったので久しぶりに寄ってみました。冬鳥越はもう10年以上ぶりじゃないでしょうか?脇を素通りすることは有りましたけどね。。。ボクが唯一スキーを体験したことのあるスキー場。ボクが小さい頃はそれなりに賑わっていたんですけど、今はやっているのかわからないレベル。やっているんでしょうけどね。
冬鳥越は蒲原鉄道線の冬鳥越駅の跡地で廃線後、蒲原鉄道線で最後まで運行していた車両のモハ61形61と開業時に新造された新潟県内最古の木造電車モハ1形1と蒲原鉄道の唯一の電気機関車ED1形電気機関車が保存されています。前者2台は車内でくつろげるようになっていて地元民の憩いの場という話を聞いたことがあったのだがコロナ禍なのか、高齢化が進んだせいなのか日曜なのに誰もいませんでした。逆に日曜だからいないのかな?
この記事を書き始めてから知ったのですが、ココに展示してる県内最古の木造電車であるモハ1に屋根をかけようというプロジェクトがクラウドファンディングで進んでいるらしいです。最終目標は1000万の様ですが、まずは300万を目指しているようです。2021年11月1日までやっているので気になる人は出資してみるのはどうでしょうか?
現状では修復はされていますがそれでも劣化が進んでる感は否めないのでこういう取り組みは良いかもしれませんねん。ぜひ達成してもらいたいですね。

ってことで。写真をペタリしていきますね。
FUJIFILM X-T3 (10mm, f/5.6, 1/1400 sec, ISO640)
手前がモハ1号
今回保存のための屋根をかけようとしている車両です。
奥がモハ61号で半鋼製電動客車です。レトロ感がありますよね
FUJIFILM X-T3 (14.5mm, f/8, 1/1000 sec, ISO640)
スキー場側にはお花畑があります。そこから車両を望む。
ココは花時計になっていて時間がわかるようになってますが、傾斜がゆるいせいも有り正直時間はよく読めません(^_^;)
FUJIFILM X-T3 (11.5mm, f/5, 1/2200 sec, ISO640)
加茂市の指定文化財にもなってますので解説する案内板はあります。
車両2台並べてあります。
FUJIFILM X-T3 (15.9mm, f/5.6, 1/550 sec, ISO640)
モハ1号。塗装が剥げかけてきています。保存に向けて屋根を準備したい気持ちもすごくわかります。FUJIFILM X-T3 (15.9mm, f/5.6, 1/800 sec, ISO640)
産業技術史資料情報センターのデーターベースに冬鳥越に移設したばかりの写真がありました。
村松車庫で作業者詰所として利用されてたらしいのですが、リンク先の写真を見た所、作業者の詰所としては恐ろしく環境が悪いようにしか見えません。窓が割れているわ、割れた窓をベニア板で補修したところは全部じゃない。ブラックな匂いがプンプンするんですが。。。きっと詰所として取っておいたけど使ってなかっただけですよね?そう思いたい。今の姿になったのは冬鳥越に来てから徹底した補修が行われたのでしょう。一緒に写っていたモハ61号は流石に最後まで現役だったからまともに見えます。

内部の様子は、でかふもれいむ。さんにモデルになってもらっています。
FUJIFILM X-T3 (10mm, f/5, 1/340 sec, ISO640)
FUJIFILM X-T3 (11.5mm, f/5, 1/105 sec, ISO640)
補修状態もすごく良いと思います。
運転台はさすがにでかふもれいむ。さんでは座れませんでした。そもそも椅子なんてなかったけどね。
大正時代のものなら窓のガラスは厚さが均一じゃなく歪みがあるような窓のはずなんでガラスは全部張り替えたんでしょうね。
FUJIFILM X-T3 (10mm, f/7.1, 1/18 sec, ISO640)
FUJIFILM X-T3 (10mm, f/5, 1/38 sec, ISO640)
FUJIFILM X-T3 (10mm, f/7.1, 1/26 sec, ISO640)
レトロな感じはすごく出てます。内装も大正時代って感じが出ている気がします。大正時代に生きていないので本当はどうなのかはわからないけどね。あと網棚がロープで手編みさてた感じが出ていていい感じです。
もうちょっと構図や明暗とか攻めたらもっと良いかもしれませんけど。手短に撮影しなきゃいけないくらいの時間になってましたのでしょうが無いね。FUJIFILM X-T3 (10mm, f/5.6, 1/210 sec, ISO640)
運転台は、ふもふもありす。さんです。FUJIFILM X-T3 (24mm, f/5.6, 1/56 sec, ISO640)
ありすさんを撮ってみましたが。小さいのでありすさんの大きさを維持しながら内装を写すのはなかなか厳しいので、今回は、でかふもれいむ。さんにご足労をお願いしたわけです。


モハ61号
FUJIFILM X-T3 (10mm, f/5.6, 1/950 sec, ISO640)
完全には連結されていませんが、一応連結器で繋がっているように見せていますが、2台の車両の高さがあっていません(^_^;)
FUJIFILM X-T3 (10mm, f/8, 1/550 sec, ISO640)

FUJIFILM X-T3 (10.5mm, f/8, 1/400 sec, ISO640)

FUJIFILM X-T3 (10mm, f/5.6, 1/170 sec, ISO640)
モハ61号も中にはいれますが、こちらは思いっきり昭和感が出ています。
どうみてもワンマン電車ですね。FUJIFILM X-T3 (21.9mm, f/5.6, 1/120 sec, ISO640)
しかし、運賃表が手書きなのは凄いですね。
廃線が1999年だから22年位前ってこんな感じなんでしょうか?地方の私鉄ってこともあります経営は厳しかったんでしょうね。蒲原鉄道の会社自体はまだ存続して2022年で創業100年を迎えるそうです。FUJIFILM X-T3 (10mm, f/5.6, 1/1300 sec, ISO640)
麦ばたけ五泉店さんの広告。おそらく1999年廃線当時使われていたのでしょう。
調べてみたら、少なくとも1年くらい前までは営業していたようです。街のパン屋さんでご夫婦でやられていたらしいです。FUJIFILM X-T3 (10mm, f/7.1, 1/80 sec, ISO640)
しかし、どう見ても昭和です
座席の色も、扇風機の羽根の色も窓の形もすごく昭和ですFUJIFILM X-T3 (10mm, f/7.1, 1/15 sec, ISO640)
FUJIFILM X-T3 (10mm, f/7.1, 1/150 sec, ISO640)
運転席にに座ってもらいました!FUJIFILM X-T3 (12.6mm, f/8, 1/1400 sec, ISO640)
運転手れいむ

最後にモハ1号とでかふもれいむ。さん
FUJIFILM X-T3 (10mm, f/8, 1/320 sec, ISO640)
れいむさん「ところで、あんた首を持つのやめてくれない?苦しいんだけど」

FUJIFILM X-T3 (10mm, f/8, 1/300 sec, ISO640)
ED1形電気機関車も展示してあります。コチラも内部に入ることが出来ますよ。

結構良いところでしたよ。静かでのんびりするには良いかもしれません。
10月にはバラ園が見頃になるそうなので気になる人入ってみてはどうでしょうか?無料ですよん













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